ティマイオス/クリティアス

「国家」の後日のソクラテスさんたちの雑談。この世界や宇宙がどのようにでき、どのようなもので作られているのか、人の体がどのような仕組みなのか、などのお話。

海に沈んだアトランティス大陸の話が出てくる。

零戦 その誕生と栄光の記録

新型コロナ(COVID-19)で外出自粛要請で家で映画でも見ようと思ってジブリの「風立ちぬ」のDVDを買って観て主人公の堀越二郎に興味を持ったのでアマゾンで検索して買った本。

当時ボトルネックだったエンジン性能をカバーするための設計や製造における取組がすごかった。運動性能を上げるために防弾性能を犠牲にしていたという話だけ聞き齧ってたのだけど、それだけの単純な話ではなかった。技術者や操縦者たちの英知と努力の成果物だったんだなぁ。

零戦(ゼロセン)と呼ばれているけど「ゼロ」は英語で、当時の日本は英語使うのって禁止じゃなかったけ?と思っていたのだけど、戦時中は国内は存在そのものが伏せられていて、あまりに戦果を上げすぎて外国での認知度が高かったということらしい。国内で初めて公に零戦の存在が報道されたのは神風特攻隊が使った戦闘機としてとのこと。つらい。

ソラリス

今の自分自身と全く同じ分子構成を再現できたとすると、それは誰なんだろう。関係ないけどからくりサーカスや彼方のアストラを読んだ時もその辺りが気になってしょうがなかった。

古いSFの現在より圧倒的に進んだテクノロジーと、現在の方が圧倒的に進んでしまっているような古いテクノロジーが融合している世界を読むのがなんか好き。インターネットの情報革命は当時は想像もできない世界だったんだなぁ。

地球幼年期の終わり

2001年宇宙の旅で有名な、アーサー・C・クラークのSF小説。アーサー・C・クラークが2001年宇宙の旅の脚本を書いてた人だと解説を読んで気づいたのだけど。

ガンダムのニュータイプくらいの感じかと思って読んでたら人類補完計画だった。エヴァンゲリオンと2001年宇宙の旅はもう一度観よう。

三体でも似たような話があったのだけど、人類の目の前に本当に神が降臨してしまったら宗教はどのように変わるんだろう、という興味がある。

トヨタ生産方式 脱規模の経営をめざして

トヨタ生産方式といえば「かんばん」という勝手なイメージでしたが、「かんばん」についての具体てきな話はほとんどなかった。

ジャスト・イン・タイムというやり方がどのようにできあがっていったのかという話。経営者と技術者それぞれのマインドが素晴らしいなと思った。

ザ・ゴールとリーダーズを見た後に読むとグッとくると思う。リーダーズではあまり描写されなかった不況に陥ってからの労働者側の働き方を勝手にイメージして感動できた。

国家

とても長い2500年くらい前の人たちの対談。ソクラテスの話に周りがうんうんと頷いて、いや、それちょっと話の持って行き方が強引じゃない?と思ったりして読んでいるとちゃんと誰かがそれに突っ込んで話が戻ったりしてどんどん話が長くなる。登場人物も話が長くなってしまうのを嫌がったりしている。哲学者たちはこうやって理論を積み上げていくんだなぁと思ったりした。

洞窟の比喩やイデア論の説明が所々出てくるけど、昔、教科書で習った真の三角形の例え話で自分が思っていたのとは何か違った。SF小説のフラットランドの世界だった。

Atomic Design ~堅牢で使いやすいUIを効率良く設計する

やっぱり Atomic Design は良い考え方だけどスペルが難しくて日本人には辛いなぁと言う印象 😇

Atomic Design 自体は以前から知っていて、学び直しのつもりで読んだのだけど、Storybookの使い方が紹介されていたのが棚からぼた餅で良かった。

コンポーネントをディレクトリにして Component/index.js, Component/stroy.js, Component/style.js, Component.test.js などをまとめるやり方は、Component.js, Component.story.js, Component.style.js, Component.test.js としていくよりファイルの見通しは良くなるんだけど、エディタのタブのファイル名が全部 index.js になってしまい、「あれ、今どこの index.js 触ってるんだっけ?」「あのコンポーネントの index.js どれだ?」って迷子になりやすいのが玉に瑕だと思っている。

あなたの人生の物語

だいぶ前に映画のメッセージを見た時に買ったまま積んであった本。SF短編集で、「あなたの人生の物語」「地獄とは神の不在なり」が個人的には好きだった。

「あなたの人生の物語」はフェルマーの原理の「光が観測者までの最短ルートを通って到達する」という解釈から妄想が膨らんだお話。
でもこれは光が粒子だと考えた時の妄想で、光が波だと考えるとまた違った世界観が出てくる。こういう物理法則のとある側面から見た世界観で妄想を膨らませてくれるお話は好き。

原作を読んだ後、映画を見返したら面白さが3倍くらい増えた。

「言葉にできる」は武器になる。

「考える技術・書く技術」のような思考術の本なのかなと期待して読んだ。コピーライターの著者が実践している「人が動く」言葉を生み出すためのテクニックとトレーニングの本であった。

以前、同僚のマーケッターの人に教えてもらった「心に響くキャッチコピー」の作り方と同じテクニックが紹介されていたので、元ネタはこの本かもしれない(もっと有名な古典があるのかもしれない。)

あやふやでふわっとした心から湧き出てくる「内なる言葉」を明確な「外へ向かう言葉」に変換するトレーニングの話があった。これは、日記をつける習慣を作ると自然と訓練されそうだなと思った。「アンネの日記」とかがお手本になりそう。アンネ・フランクすげぇな。。

仕事と日

神統記を読んだ流れでなんとなく読んだ。
パンドラの箱の話が出てくるが、希望は箱(大甕)に残されたままで、パンドラさんがわざと厄災を撒き散らかして希望は箱から出さなかった風になっている。
プラトンの国家の正義についてのやりとりの中で、仕事と日の正義についての一節が引用されている。