三体

三体の三部作を読み終わった。

  1. 三体:三連星の環境での文明。科学と宗教について。
  2. 暗黒森林:恒星間の高度文明同士の外交について。
  3. 死神永生:ぼくのかんがえたさいきょうのSF。

どれが一番面白かったかと聞かれると答えるのが難しい。それぞれにそれぞれの面白さがあったと思う。

暗黒森林はミステリー小説で、星を継ぐ物を読んだ時の衝撃に似たような読後感だった。

死神永生は展開が凄すぎて久しぶりに右脳がフル稼働した。このネタ文字で表現すんのかい!想像するん大変なんやぞ!長編にぶちこんでくんじゃねーよ!という謎の怒りが湧いた。度胸星を読んだ記憶が想像力の助けになった気がする。「フラットランド」や「幼年期の終わり」を合わせて読みたい。

あなたの人生の物語

だいぶ前に映画のメッセージを見た時に買ったまま積んであった本。SF短編集で、「あなたの人生の物語」「地獄とは神の不在なり」が個人的には好きだった。

「あなたの人生の物語」はフェルマーの原理の「光が観測者までの最短ルートを通って到達する」という解釈から妄想が膨らんだお話。
でもこれは光が粒子だと考えた時の妄想で、光が波だと考えるとまた違った世界観が出てくる。こういう物理法則のとある側面から見た世界観で妄想を膨らませてくれるお話は好き。

原作を読んだ後、映画を見返したら面白さが3倍くらい増えた。